種族人族
国家アーヴェリア王国
状態生存
所属アーヴェリア王室
王女王族
アレクシア・アルヴ・イリディア
概要
アーヴェリア王国の現女王。イリディア王家の血統を引くが、近年の貴族勢力拡大によって王権は大きく縮小し、いまや王としての実権はわずかに残るのみとなっている。形式上は王国の最高権力者であるが、実際には政治・軍事・学術の多くを有力貴族や魔術院に握られている。
経歴
- 新世暦1095年、イリディア王家の長女として誕生。
- 12歳(新世暦1107年)、王都魔術学校に入学。エリザ・フォン・フレンツェルと出会う。
- 幼少より王位継承者として教育を受けるが、実務よりも学問を好む。
- 魔術の才は並程度であり、七つ星魔術師のような圧倒的な力は持たない。それでも基礎理論への理解は深く、実直な努力で同級生の尊敬を集めていた。
- 16歳(新世暦1111年)、国王に即位する。
- 18歳(新世暦1113年)、リゼ・ヴァレインと出会う。
王としての姿勢
- 第一次帝国侵攻で武勲を立てた魔術師たちを宮廷魔術師として積極的に登用。これは「王家こそが魔術の守護者である」という立場を示す狙いがある。
- さらに第二次帝国侵攻を前に「アーヴェリア五星」を新設し、リゼを含む宮廷魔術師3名を新たに登用。魔術院の星制度に対抗する王家独自の権威を打ち立てた。
- 五星が第二次侵攻で大きな戦果を挙げたことで王家は復権を果たし、貴族の勢力は弱まった。
- しかし、この方針は「魔術院の専権を侵そうとしている」と受け取られ、貴族派や院の保守派と対立を深める要因ともなっている。
- 表向きは温厚で公平な君主だが、内心では「王家がただの飾りと化すこと」への強い危機感を抱いており、自らの手でイリディア王家の威信を取り戻そうと苦心している。
人物像
- 誠実で勤勉。感情を荒げることは少なく、議論の場では常に冷静。
- 魔術師としては凡庸だが、知識を軽視せず、王家に生まれた責務として努力を惜しまない姿は多くの者に信頼を与える。
エリザとの関係
- 魔術学校時代からの旧知であり、王位に就いて以降も彼女に助言を求めることが多い。
- 政治的には王家とフレンツェル家は必ずしも利害が一致するわけではないが、個人的な信頼関係によって微妙な均衡を保っている。
- アレクシアにとってエリザは「才能ある友人」であると同時に「王家を支える可能性を持つ同盟者」でもある。
評価
- 国民からは「誠実だが力不足の王」と見られることが多い。
- 貴族からは軽んじられることもあるが、彼女の真摯な姿勢を高く買う者も少なからず存在する。