アーヴェリア魔術院
表記注意: 「魔術院」は研究機関。教育機関は「王都魔術学校」であり別組織。「魔術学園」「魔術学院」は誤表記。
アーヴェリア王国の魔術に特化した学術機関。王族や貴族の権力からは独立された機関であり、アーヴェリア貴族における戦いの場である。
組織のトップ『宰導』はラーグラム・グラン。彼はアーヴェリアにおける伝説的な魔術師であり象徴。魔術院が王権から独立しているのは彼の影響が大きい。
現在の実務は副宰導のグリシカ・クルーシャが担っている。
主要な人物
宰導(さいどう)ラーグラム・グラン
魔術院の象徴的存在であり、王国の建国期から生きる伝説的魔術師。
実務からは退いており、学院の理念と独立性を守る「精神的支柱」として君臨。
執行会議では発言力は絶大だが、議決権は持たない(象徴職)。
副宰導・議長(ぎちょう)グリシカ・クルーシャ
突如として数年前に現れ、空席だった副宰導の地位に就いた女性。実質的なトップ。魔術院の方針・外交・人事をすべて取り仕切る。
魔術の研究も一流で『マナ圧縮』の権威。
執行会議
魔術院の運営を決める最高意思決定機関。副宰導のグリシカを議長として、複数の幹部が出席している。
政治的立ち位置
王家との関係
名目上は王国所属の学術機関だが、実質は独立国家に近い。王家の命令にも形式上は従うが、最終的な判断は執行会議が下す。宰導ラーグラムの存在が、王家の介入を拒む「盾」になっている。
貴族との関係
各貴族家は、優秀な魔術師を魔術院へ送り込み「院内派閥」を形成している。学院内での影響力が、そのまま家の権威に直結するため、政治闘争が激しい。そのため、グリシカは「中立を装う実務家」としてバランスを保っている。