種族人族
国家バルナスティア帝国
状態生存
所属バルナスティア帝国軍
登場イルバ篇
将軍
カルセナ・グラン・ドラグニカ
概要
精霊大戦の時代に生きた伝説的な騎士。生命の勇者ユウ・イル・アーティエ、魔術師エリス・フレンツェルと共に魔王ジン・ハルファスを討伐した三人の戦士の一人。バルナスティア帝国の由緒ある騎士の家系・ドラグニカ家の出身であり、大地の神グランの名を冠する。
人物像
- 女性の騎士。
- 幼い頃から物語に語られる英雄たちに憧れて育ち、自らも英雄たらんと志して騎士の道を歩んだ。
- しかし成長するにつれて、理想の英雄像と自らの現実との差に葛藤を抱えるようになる。自身の戦いが「英雄の物語」に届いているのか、常に迷いを胸に秘めていた。
- 実直で誠実。行動原理が明快で、仲間を守ることに一切の迷いがない。
- 礼儀正しく、目上にも目下にも丁寧に接する。他者の無礼にはつい自分が謝ってしまう性格。
口調
- 丁寧語が基本。堅すぎず、真面目で落ち着いた話し方。
- 例: 「なぜ戦うのですか」「この方は生命の勇者です」
- 仲間に対しても基本的に丁寧だが、窮地や感情が昂った場面ではやや崩れることがある。
- 例: 「も、申し訳ありません」
経歴
- バルナスティア帝国の由緒ある騎士の家・ドラグニカ家に生まれる。
- 騎士団では際立った武芸の才覚を示し、剣、槍、斧、弓――ほとんどすべての武器を自在に扱える万能の戦士として頭角を現した。
- 精霊大戦の折、魔王ジン・ハルファスの軍勢がバルナスティア帝国を襲撃。混乱のさなかでユウ・イル・アーティエ、エリス・フレンツェルと出会い、半ば強引にその旅に加わった。
- 三人で幾多の困難を乗り越え、魔王ジン・ハルファスを討伐。歴史に名を刻む。
戦闘能力
- 剣、槍、斧、弓など、ほとんどすべての武器を自在に扱う万能型の騎士。
- 特定の一芸に秀でるというよりも、あらゆる状況に対応できる総合力と判断力が持ち味。
仲間との関係
ユウ・イル・アーティエ
カルセナにとって、ユウは「物語の英雄」そのものに見えていた。使徒でありながら人々と同じ目線で戦い、気さくに振る舞うその姿は、幼い頃に憧れた英雄像に最も近い存在だった。だがやがて、ユウの内側に深い暗がりがあることにも気づく。それを見て見ぬふりをしたのではなく、ただ、自分にはその暗がりに触れる言葉がないと知っていた。だからカルセナは、言葉の代わりにいつもユウの傍で剣を振るった。
エリス・フレンツェル
エリスの傲慢さと率直さに、カルセナは最初こそ面食らったが、やがてその裏に悪意がないことを理解した。エリスにとって自分は「理解しやすい人間」であり、退屈な存在だったかもしれない。だがカルセナ自身は、その評価を気にしなかった。理解されるかどうかより、守るべきものを守れるかどうかの方が、彼女にとっては重要だったからだ。
ドラグニカ家の現在
ドラグニカ家は現在もバルナスティア帝国に名を残している。領地こそ持たないものの、名家として人々に広く知られている。