種族人族
国家バルナスティア帝国
状態生存
所属バルナスティア帝国皇室
登場イルバ篇
皇帝主人公

イルバ・イル・アルテラ

バルナスティア帝国の現皇帝で、30代後半の男性。 武力によってではなく、圧倒的なカリスマ性と卓越した政治手腕によって帝国を統治する人物である。 即位からわずか5年で、分権的だった帝国を中央集権化へと導き、国の体制と経済基盤を盤石なものとした。 その統治は冷徹でありながらも合理的で、国内外の支持と警戒を同時に集めている。 現在、彼は帝国の命運を左右する問題――中央山脈に広がる大規模な魔障域の解決を掲げている。 この地域への調査と干渉を進めてはいるが、現時点では明確な成果は得られていない。 それでも彼は、魔障域を放置すればいずれ帝国そのものが蝕まれると認識しており、政治的にも技術的にも手段を問わず、解決に執念を燃やしている。

イルバは冷静沈着な性格で知られるが、その内面には強烈な使命感と、時に非情とも言える決断力が秘められている。 彼は自らを「帝国の未来を守る器」と位置づけ、個人的な感情よりも国家の存続を優先する姿勢を貫いている。 そのため、側近たちからは絶対的な忠誠を得ている一方で、彼の真意を完全に理解する者は極めて少ない。

側近

イルバを支える主要な側近は三名。

  • セレシア・ティモテ・ヴァイス(宰相):内政・外交を統括する帝国行政の最高責任者。イルバが「意見を聞く価値がある」と認める数少ない人物。
  • ロイス・イル・ベルクハルト(魔障域対策長官):中央山脈の魔障域問題に対する調査・対策の総指揮者。技術的助言者として皇帝に直接進言できる。
  • ハインツ・グラン・ゼルスト(軍務卿):十将制解体後の縮小された帝国軍を一元管理する。軍人ではなく管理者としてイルバに抜擢された。