種族人族
国家アーヴェリア王国
状態生存
所属フレンツェル家
貴族

エリス・フレンツェル

概要

精霊大戦の時代に生きた伝説的魔術師。生命の勇者ユウ・イル・アーティエの仲間の一人であり、魔王ジン・ハルファスの討伐に貢献した。フレンツェル侯爵家の祖にして「フレンツェルの魔法鍵」の創造者。


人物像

  • 人族の男性。
  • 天才的な魔術の才能を持ち、本人もそれを当然のこととして自覚している。高飛車で圧倒的な自信家だが、他者を見下すことはない。彼にとって自分と他者の差は「ステージが違う」という認識であり、そもそも比較の対象にならない。人がアリを見下さないのと同じ理屈である。
  • 唯一、生命の勇者ユウのことは友と認めていた。ユウの抱える苦悩――生命を奪わなければ生きられないという矛盾――を理解できるとは思っていなかったが、それでもなお彼を対等な存在として遇した。
  • 知性・度胸・運の三拍子を兼ね備えた傑物。

経歴

  • 精霊大戦の最中、バルナスティア帝国にて騎士カルセナ・グラン・ドラグニカ、生命の勇者ユウ・イル・アーティエと出会う。
  • 三人で魔王ジン・ハルファスを討伐。この時点でのエリスの実力は使徒の下位に相当する程度であった。
  • 魔王討伐後、自身の力を極限まで試すことを目的として「フレンツェルの魔法鍵」を創造する。魔法鍵はエリスにとって数ある発明の一つに過ぎず、特別に苦心して創り上げたものではない。
  • 魔法鍵の起動に成功し、マナ総量という人類の限界を突破。人類最強の魔術師となる。
  • その力を以てティモテの使徒アル・ティアリスに挑み、勝利を収めた。

魔法鍵の起動

魔法鍵の真の機能――異空間の生成――には、ひとつの王国を覆い尽くすほどの莫大なマナが必要となる。通常の人族には到底用意できない規模である。

エリスはこの問題を、常人には思いつきもしない方法で解決した。

魔神級の存在に単身で挑み、その攻撃を魔法鍵によってマナに変換したのである。魔神の放つ膨大な破壊エネルギーを「器」に注ぎ込むことで、自力では到達し得ないマナ量を確保した。

魔神級の存在を相手に生き延びながら変換を続ける行為は、一歩間違えれば即死の綱渡りであった。それを成し遂げたのは、精緻な理論に基づく知性と、破滅を恐れぬ度胸と、そしていくばくかの運であった。


戦闘能力

  • 魔王討伐時点では使徒下位に相当する実力。天才と称されるに十分な力だが、精霊族の使徒には遠く及ばなかった。
  • 魔法鍵の起動後は、マナ総量の制限を突破し、人類史上最強の魔術師となった。
  • 魔法鍵を用いてアル・ティアリスとの戦いに勝利。使徒級を超える戦闘力を得たことを証明した。
  • ただし魔神級には及ばない。