種族人族
国家アーヴェリア王国
状態生存
所属アーヴェリア魔術院
魔術師

ハインツ・グラン・ゼルスト

バルナスティア帝国の軍務卿。50代の男性。 十将制の解体後、縮小された帝国軍の管理・運営を一手に担う。

出自

ゼルスト家はグラン(大地の神)を冠する帝国辺境の下級貴族。 武門の家ではなく、代々領地管理と行政実務を生業としてきた一族である。 ハインツ自身も軍歴や武勲とは無縁の文官畑の人間で、長年にわたり帝国の地方行政と物資管理に携わってきた。

イルバが十将制を解体し軍の再編を行った際、「軍人ではなく管理者」として軍務卿に抜擢された。 武門出身でない人物の任命は帝国内で物議を醸したが、イルバの意志は揺るがなかった。

性格

実直で地味。華やかさとは無縁だが、与えられた仕事を確実にこなす堅実さがある。 旧十将の支持者や軍部の古参からは「武門の恥」と蔑まれることもあるが、本人は意に介さない。

組織運営と予算管理に秀でており、限られた資源で国境防衛を維持する手腕はイルバからの信頼が厚い。

役割

  • 帝国軍全体の一元管理
  • 軍縮後の組織再編と運営
  • 国境防衛と治安維持の実務指揮
  • 魔障域周辺地域の軍事的警備(ロイスの要請に基づく)

帝国軍の現状

十将制のもとでは各軍団が独立性を保ち、将軍ごとに軍事方針が異なっていた。 イルバはこれを非効率かつ分権的と判断し、即位後にすべて解体。 現在の帝国軍は、国境防衛と治安維持を主任務とする実務的な組織に縮小されている。

ハインツの仕事は、この縮小された軍を破綻なく運営し続けることにある。 派手な軍功を求められる立場ではなく、地道な管理業務の連続だが、それこそがイルバの求めた人材像だった。

他の側近との関係

  • セレシア・ティモテ・ヴァイス(宰相)とは、軍縮後の予算配分で密接に連携している。
  • ロイス・イル・ベルクハルト(魔障域対策長官)からは魔障域周辺への警備兵力の要請を受けており、限られた戦力の中で調整を行っている。