種族人族
国家アーヴェリア王国
状態生存
所属ノルデン男爵家
登場ユノ篇
貴族

フィン・ノルデン

概要

アーヴェリア王国のノルデン男爵家の長男。父が商売で成功して爵位を得た新興貴族の家に生まれ、家で初めての魔術師となるべく、王立魔術学校の入学試験を受けるために王都へ向かっていた。

旅の途中、森の中で魔物に襲われたところをユノ・フェルティアに救われ、以降は共に王都を目指す。


人物像

  • 十四歳の少年。碧い瞳。
  • 礼儀正しく思慮深い。恐怖の中でもパニックにならず、状況を見据える芯の強さがある。
  • 魔術理論の知識が豊富で、学究的な気質を持つ。「理論なら誰にも負けない」という自負がある。
  • 家の将来を背負っている自覚があり、「落ちるわけにはいかない」という責任感を抱えている。
  • 同い年のユノが実戦で圧倒的な力を見せたことに強い悔しさと対抗心を抱いている。感謝と尊敬はあるが、「負けたくない」という気持ちが常にある。
  • 折れない意志の強さを持ち、何度失敗しても「もう一回」と立ち向かう。

口調

  • 丁寧語が基本。年上のユノやベルクには敬語。
  • 普段は礼儀正しいが、悔しさや焦りが滲む時に口調が硬くなる。
    • 例:「僕はフィンです。本当に、本当にありがとうございました」
    • 例:「何年も勉強してきて——今日、何もできなかった」
    • 例:「厳しいのは分かっています。でも、厳しいくらいが丁度いい」

経歴

  • ノルデン男爵家の長男として育つ。家は新興貴族であり、古い貴族のような魔術の伝統がない。
  • 魔術学校入学のために独学と家庭教師の指導で魔術理論を学ぶ。
  • 護衛のベルクと御者のダモンと共に馬車で王都へ向かう途中、森の中で魔物の狼三体に襲われる。馬車は大破し、御者のダモンは負傷。
  • ユノに救出された後、共にカルテの町に避難。以降、三人で王都を目指す。
  • 王都到着後、王立魔術学校の入学試験を受験。

魔術

  • 魔術理論の知識は豊富だが、実技は初心者の域。マナの波長特性や振動周期など、理論的な理解は深い。
  • ユノの助言をきっかけに複合術式に挑戦するも、何度も失敗。八度目の挑戦で風と火のマナが一瞬だけ触れ合う感覚を掴んだ。
  • 理論と実践の間にある壁に苦しみながらも、諦めずに挑み続ける姿勢を見せた。

人間関係

  • ノルデン男爵(父):商売で成功し爵位を得た人物。フィンに魔術師としての将来を期待している。
  • ベルク・ハートマン:護衛にして父親代わり。小さい頃から面倒を見てくれている。
  • ユノ・フェルティア:命の恩人であり、同い年のライバル的存在。感謝と尊敬、そして強い対抗心が入り混じった複雑な感情を抱いている。ユノを同じ魔術学校に引き込もうとした。
  • ダモン:ノルデン家の御者。長年世話になっている。