種族


種族の全体像

神が直接生み出した存在(使徒)

精霊族 — ティモテが生み出した。石碑の守護者。精霊大戦後に衰退し、少数が各地に散在している。

境界守の民 — エッサロムが遣わした。世界の端に住み、世界と外界の境界を守っている。一般の人々にとっては伝説上の存在であり、実在を知る者は極めて少ない。

生命の勇者 — イルが個人単位で遣わす特殊な存在。ユウ・イル・アーティエが該当。

自然発生した存在

人族 — グラン・シーア・リヴィアが地・海・空を司り、イルが命を芽吹かせた結果として自然に生まれた種族群。神が意図的に作ったのではない。

精霊族と人族の根本的な差はここにある。精霊族はティモテに直接作られたから原初言語を理解でき、マナとの親和性が桁違い。人族は自然発生だから、魔術を使うのに位階言語という翻訳が必要。

: この世界における「人間」とは、すべての人型種族の総称である。


人族の形質

人族は単一の種族ではなく、個人や血統レベルで特異な形質(角、尾、異色の瞳など)を持つ者がいる。独立した「亜種」として分かれているのではなく、形質の多様性として存在する。

  • 形質は遺伝する。ある家系に角を持つ者が多い、といったことがある
  • 社会的な扱いは国や文化によって異なる

境界守の民

エッサロムの力

エッサロムは「境界の神」。その力の本質は境界を定めること。世界と外界の境を定めたのがエッサロムの最初の仕事だった。

境界守の民が扱うのはこの力の延長で、二つの側面がある。

境界を作る — 空間に壁を生む。物理的な障壁、概念的な隔離。最も基本的な使い方は防御。

境界を取り払う — 既存の境界を消す。壁を無効化する、距離を無視する、隔てを崩す。

この二つは表裏一体であり、個人の資質や鍛錬によって得意な方向が異なる。

境界守の長

竜に跨る槍使い。境界の力による絶対防御を誇る。自分の周囲に「何も通さない境界」を張ることで、あらゆる攻撃を防ぐ。竜も槍も普通の存在であり、長の強さは境界の力そのものにある。

現在の状態

世界の端に住み、境界を守り続けている。一般の人々にとっては伝説・神話の中の存在であり、実在を知るのはラーグラムやアルのような太古から生きる存在に限られる。